アホウドリの結婚と子育て
はじめに
アホウドリ。名前はカッコよくないですが飛んでいる姿はとっても魅力的だと思います。
優雅なアホウドリの生活に迫ります。
アホウドリの結婚
一夫一婦制をとっています。一度カップルになると一生続きます。
若いオスはコロニーに加わり、ダンスの練習に専念します。
無事に結婚することができれば、メスは卵を1つ産みます。しかし、捕食者や事故などで卵を失うことも多いです。その場合には、翌年まで、あるいは場合によっては翌々年まで繁殖しないようです。
アホウドリの子育て
両親が協力して卵を温めます。その期間は70~80日に及びます。大型の個体の場合はもう少し長くなるようです。
卵からかえって3週間くらいは、自分で身を守ることができないので親鳥に保護されます。この間、親鳥はヒナのくちばしに餌を吐き出して与えます。
アホウドリが大人になるまで
ヒナの羽が大人の羽になるまでには長い時間がかかります。例えば大型のアホウドリは約10か月、小型のアホウドリは7~8か月はかかると言われています。アホウドリのヒナはこの間にぐんぐん成長して体重を増やします。
何歳くらいまで生きるの?
一般的には35~42歳ですが、通常は10歳から15歳の間に亡くなります。
しかし中には50歳に達した個体もあるそうです。
何を食べるの?
巣の作り方?
草や木の枝、土、泥炭、ペンギンの羽などを使います。
どのくらい大きいの?
体長は1メートルから1.5メートルくらい、体重は8キログラム以上もあります。
翼を広げるとなんと幅3メートル以上にもなり、鳥類の中では最大となります。
アホウドリの種類は?
学名でいうとDiomedeidaeといいます。英語で言うとalbatross。
アホウドリには13~24種あると考えられていますが、その数は学者によって異なっています。
アホウドリの巨大コロニー
まとめ
優しい子育てをする鳥です。ますます好きになりました。